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ヨコハマのメリーさん [映画]

「ヨコハマメリー」 (2005年 監督:中村高寛)

横浜でも、
20代?30代以上じゃないともうその名前を聞いたこともないかもしれない、メリーさん。

メリーさんは、
顔はお白粉で真っ白に塗って、黒くハッキリ入ったアイライン、真っ赤な口紅、
服は、明治時代の華族様かと思うような真っ白なロングドレス、
で、背中も曲がっている老婆。
一回でも、町中で見かけたりしたら、
「あの人なんだろうーーー?」「アタマがヘンな人か?」と、絶対忘れない容貌だったのだ。

なんで、そんな格好だったのか?
メリーさんは、
戦後進駐軍の将校相手の、パンパン(売春婦)をしてた。
(聞くところによると、当時は、そういった服装の方が、モテたらしい)
メりーさんは、
1995年頃まで、
ずっとそんな格好で、伊勢佐木町の通りをカートをひいて歩いてた。
そして、横浜・伊勢佐木町から突然、姿を消してしまった。

謎が多いメリーさんを取り上げた映画ということで、
ご当地、横浜でも、話題になってた映画。
で、今回見たところ、
どちらかといえば、この映画は、
メリーさんだけを取り扱ったものではなく、、
彼女と親交のあった様々な人々からの話を聞き、
メリーさんを通して、戦後の伊勢佐木町の姿を追うドキュメンタリー映画。
また、シャンソニエを経営し、自らもシャンソンを歌っていて、
メリーさんを自分の母の姿に重ねて見ることもあったガンジロウさんの話がメイン。

昔のこのへんは、こんなだったんだよーと、
当時ヤンチャしてた、オッちゃん達や、
芸者さんたちが語る様子は、
その当時の人々のパワーのようなものが感じられて、興味深かったです。

映画の最後に、
素顔!のメリーさんがでてきますけど、自身が語るところは、なかったなぁ。
あと途中、メリーさんの手紙が出てきますが、
これが、メチャクチャ達筆で!字、凄く上手いーーー。


*****

私も、20年くらい前に、よく行った映画館の斜め前のビルの前に置いてあるベンチで、
必ずと言っていいほど、休んでいるメリーさんを見かけた。

いつぞやは、そのビルの中にある文房具店のお手洗いを使おうとして、
扉を開けたら、
パウダールームの、普通は、バッグとかポーチとか置くような鏡の前のスペースで、
白い長襦袢姿で、寝そべって、眠っているメリーさんを見かけてしまい、
(ギャッ!まさか生きてない!?)って、
叫び声だしそうになったことがあったけwwww
(こっちが心臓止まりそうだった。。。)

この映画に、
そのビルのオーナーさんが出ていて、
メリーさんが、必ずそのビル宛てに、お中元・お歳暮を贈っていたという話をされてました。
律儀な方だったんですねー。。

なんか今思うと、
メリーさんは、伊勢佐木町の風景のひとつだったんだなぁ。
最近通勤で、そのあたりを歩いているんだけど、
ここのあたりは、メリーさんがよく歩いていたんだなと、
感慨深いデス。


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